【緊急開催】空爆下のガザの声、パレスチナはいま

5/21【緊急開催】空爆下のガザの声、パレスチナはいま

プロジェクト:パレスチナ・中東
5/21【緊急開催】空爆下のガザの声、パレスチナはいま
イスラエル軍による空爆下のガザ地区では、多くの子どもたちを含め、一般の市民の命が日々奪われています。いったいなぜこのようなことが起きるのでしょうか?ガザとエルサレムに暮らすパレスチナ人から、生の声を聞く機会を緊急に設けました。また、中東専門家である高橋和夫さんから、国際情勢を解説していただきます。報道では「報復の連鎖」という言葉が多用されています。もちろん、パレスチナ武装組織によるイスラエル市民へのロケット弾攻撃も許されるものではありません。しかし、双方の攻撃と死者数を取り上げるだけでは、この問題の本質は何もわかりません。
5/21【緊急開催】空爆下のガザの声、パレスチナはいま
左から高橋和夫さん、高橋真樹さん、ラミ・ナセルディンさん、畠山澄子

マスメディアが伝えない、パレスチナ問題の本質とは何でしょうか?いま私たちにできることと併せて考えてみましょう。現在、ガザで空爆被害を受けた人々のための募金を準備しています。イベント当日の情報をご確認ください。

※ピースボートはこれまで、イスラエル・パレスチナを訪れて交流会を開催したり、船上に双方から若者たちを招き、議論の場を提供してきました。また、紛争が激しくなった際には、さまざまなアクションや緊急支援を行なってきました。そして、長年にわたり、イスラエル・パレスチナ双方の人々に対するいかなる暴力にも反対するとともに、対話と平和的手段による国際法に則った解決を求めてきています。

【高橋和夫(たかはし かずお)さんプロフィール】
国際政治学者、放送大学名誉教授。大阪外国語大学外国語学部ペルシア語科卒、コロンビア大学国際関係論修士、クウェート大学客員研究員、放送大学教員などを経て2018年より一般社団法人先端技術安全保障研究所会長。主な著書に『アラブとイスラエル』(講談社、1992年)、『イスラム国の野望』(幻冬舎、2015年)、『中東の政治』(放送大学教育振興会、2020年)、『最終決戦トランプVS民主主義―アメリカ大統領選挙撤退後も鍵を握るサンダース』(ワニブックス、2020年)、『パレスチナ問題の展開』 (放送大学叢書、2021年)など。

【高橋真樹(たかはし まさき)さんプロフィール】
ノンフィクションライター。平和協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞。放送大学非常勤講師として「パレスチナ難民問題」の授業を担当。国内外をめぐり、持続可能性な社会をめざして取材・執筆を続ける。パレスチナには、1997年にガザを訪問して以降たびたび訪れ、NGOなどを通じて難民支援活動を行ってきた。パレスチナ問題の著書に『ぼくの村は壁で囲まれた パレスチナに生きる子どもたち』(現代書館)、『イスラエル・パレスチナ平和への架け橋』(高文研)。『日本のSDGs それってほんとにサステナブル?』(大月書店)、『ご当地電力はじめました!』(岩波ジュニア新書)など、持続可能性に関する著作も多数。

【ラミ・ナセルディンさんプロフィール】
NGO「パレスチナビジョン」代表。エルサレム在住のパレスチナ人。パレスチナ人若者が中心となり、世界のメディアや市民に向けてパレスチナの現状を訴えるNGO「パレスチナ・ビジョン」の代表。2001年のピースボートクルーズに参加。その後、ピースボートのパレスチナ難民キャンプ訪問のツアーづくりや医療支援などに関わる。

【畠山澄子(はたけやま すみこ)プロフィール】
ピースボートスタッフ。ペンシルベニア大学博士課程在籍、科学技術史専攻。共著書に『マンガ入門 殺人ロボットが やってくる!? 軍事ドローンからロボット兵器まで』(合同出版)、『軍縮教育 ピースボートの方法論[英語書籍]』(国連)。

イベント概要

イベントタイトル 5/21【緊急開催】空爆下のガザの声、パレスチナはいま
日時 2021年5月21日 (金) 20:00-22:00
場所 この企画はYoutubeで配信いたします。リンク先より視聴ください。
講師 高橋和夫さん(国際政治学者、放送大学名誉教授)、高橋真樹さん(ノンフィクションライター、放送大学非常勤講師)、ラミ・ナセルディンさん(NGO「パレスチナビジョン」代表)
参加費 無料(申込不要)
注意事項 お問い合わせはevent(a)peaceboat.gr.jpまでメールにてご連絡ください。※(a)は@に書き換えてください。
リンク icon 視聴先(Youtube)

 

【 #SaveGaza フォトアクションキャンペーン!】

📢イベントに先立ちぜひみなさんもご参加ください📢
今月10日に始まったイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ地区への攻撃。国連や世界各国からの懸念の声にも関わらず激しい砲撃や空爆は一向に衰えず、その被害は2014年以降最悪の規模となっています。空爆開始から数日間で死者は100人を超え、そこには女性や子どもを含む多数の一般市民が含まれています。

非常に厳しい状況下におかれているパレスチナの人びととの連帯を示すため、パレスチナのガザ地区で続くイスラエル軍による攻撃に反対するSNSキャンペーンを行います

パレスチナ/イスラエル問題に詳しくなくても、私たちの暮らしから距離的に遠かったとしても、連帯の意思を示すことは可能です。難しく考えずに、「現地で起きていることが気になる」、「武力攻撃には反対」、「困難を抱えているひとに寄り添いたい」などなど、ニュースを知って少しでも何か思う部分があれば、いっしょにアクションを起こしてみませんか。
<参加方法>
①「Save Gaza」の文字や一言メッセージを書いて写真を撮影(もしくは添付の画像を使用)
#SaveGaza のハッシュタグをつけてSNS(facebook/twitter/instagram)に投稿する
※過去にパレスチナ難民キャンプを訪れた経験のある方や、パレスチナに関するイベントに参加したことがある方は、ぜひその時の思い出も添えて投稿してください。
日本YWCAの呼びかけによる、パレスチナの人びとに対する暴力・武力攻撃の中止を求める署名活動も実施しています。ぜひこちらの署名にもご協力ください。
▼イスラエルによるシェイク・ジャラ地区の立ち退き強制・ガザへの武力攻撃に反対する声をあげてください