ウクライナ緊急支援のため街頭募金再開です。
みなさんこんにちは。

2022年2月24日、ロシア軍によるウクライナへの侵攻が始まり、ウクライナの複数の都市でミサイルなどによる軍事攻撃が行われています。多くの民間人や子どもを含めた犠牲者が発生しています。

ニュースを見るたびに絶望し気持ちがえぐられ、いたたまれない気持ちが溢れてきます
ただただ、、祈る日々です。
何もできないことに不甲斐なく、ふつふつとした気持ちを抱えながら
小さなことでも日本にいるわたしたちができることを考えて行動していきたいと思います。
その小さな積み重ねが少しでも社会がよくなると信じて

<ピースボートとウクライナの関わり>

ピースボートでは地球一周を始めた1990年代にウクライナ船籍の船を長くチャーターしていたこともあり、ウクライナにはピースボートの大切な仲間がたくさんいます。
国境を越え、人と人とが繋がる船旅だから

それぞれの国の利害を超え、人と人とが出会う交流を―― 1990年の初の世界一周クルーズを経て、1998年以降年に三度、一年を通じて世界一周を行うようになったのは、ウクライナの船会社が運航する「オリビア号」をチャーターしてからのことでした。多くの出会いと学びを運んだ船のクルーたちへ私たちの支援を届けたい。多くの皆さまからのご支援をお待ちしています。ご協力、よろしくお願いいたいします。

https://www.pbcruise.jp/lp/ukraine-campaign/

<各ピースボートセンターで街頭募金を再開>

ピースボートが長く関わるGPPAC(武力紛争予防のためのグローバルパートナーシップ)を通しての募金キャンペーンも始まり、全国各地で2年ぶりに街頭募金を再開しました。
ピースボートセンターなごやでも街頭募金を行っております
今後の予定は
なごや公式インスタhttps://www.instagram.com/peaceboat.nagoya/
などでお伝えしていきます。
たくさんのご協力ありがとうございました。
そしてたくさんの励ましのお言葉はほんとうに嬉しくてあたたかい気持ちになれました。

<戦火を逃れた人々にあたたかい支援を>

ウクライナで発生している人道危機を受けて、ピースボート災害支援センター(PBV)は、国際NGOピースボート*1と共に各国の国際機関やNGOネットワーク、現地で活動している支援団体などと連携して情報収集を続け、支援方法を模索してきました。そして「Peace Action, Training and Research Institute of Romania (PATRIR:ルーマニア平和研究所)*2」を通じて、現地支援することを決定しました。

これまで国際NGOピースボートとPBVが長期に渡って培ってきた国際的なネットワークを駆使し、現地で人道支援活動を実施する団体と連携し、戦火を逃れ、日常を奪われてしまった人々への支援を行います。皆さまのあたたかいご支援、よろしくお願いいたします。

https://pbv.or.jp/donate/2022_ukraine

 

ルーマニアの Cluj-NapocaにあるPATRIR本部にて、支援物資の積み込みの様子

ウクライナを逃れてルーマニアに避難する人々

私自身、
ピースボートに関わりこのウクライナ船籍「オリビア号」で地球を5周しました。
そこで出会ったたくさんのクルーの顔が浮かびます。
そのクルーたちがいまどうしているのか、無事でいるだろうか?
そんなことを考えると胸がしめつけられます。
先日は、ウクライナに暮らすピースボートクルーズのクルーやキャプテンに向けて、ビデオメッセージを収録して届けました。
「ビデオメッセージは戦争を止める直接的な方法にはならないかもしれない、けれども、ともに航海をした乗船者から届く連帯と励ましの声は、戦争禍の孤独や恐怖を和らげるものになると信じる」
そんな思いです。
https://www.youtube.com/watch?v=hTjnbCQAouY
岡田ちひろ